3-4. 花の富良野岳から層雲峡へ


1992-8-5 (水) はれ


愛別郵便局

Aibetsu Post Office 朝からビカビカのいい天気。さわやかな旭川の街中を抜け、川沿いに走ってすこしづつ高度を上げます。日が高くなり夏らしい暑さを感じるころ、愛別でおしゃれな木造の郵便局に寄ります。ここで郵便局員の強力な営業に負けて、おもわず大雪山の絵はがき (切手つき) を買いますが、色が不自然でどうもよくありません。はっきり言ってマジックで着色したのかと思うほど最悪の色です。結局一枚も使いませんでした。

アゲハ さて、上川に向かう国道では車が多いですが、スピードが出やすいところでは道端にいろいろな虫が落ちています。きれいなチョウが死にかけているのでよく見ると、黒地にきらきらと青い模様が光っています。他にも大きな水色のトンボ、スズメバチなど、車やバイクにひかれてモゾモゾしていたりします。あ〜かわいそうにと思いつつ、ときには踏みつぶし、ときには写真を撮ったり、よく観察したりします。

上川では "ラーメンの町・上川" というキャンペーンをやっていますが、どの店も 1,000 円以上出さないとラーメンが食べられません。しかたなく、焼肉屋に入ります。この店は地元のラーメンマップにものっていませんが、ラーメンには自信があるというので、結局ラーメンと焼肉で 1,100 円も使ってしまいます。さらに、この店 (なんとかというスーパーの反対側) のおかみがニュースの話題でしきりに話しかけてきます。ハワイに行ってるヤクザはみっともないとか、湾岸戦争をどう見るか、パレスチナ、イスラエルの対立をどう思うか、北方領土とロシアは今後どうなるか、道内の漁業はなどなど。結局、2 時間も話しこんでしまいました。

層雲峡は近い

sky02 上川からは名古屋大のマウンテンの人と走ります。このひとは名古屋から峠越えばかりしながら本州を縦断してきたというツワモノでした。野麦峠から長野県を横断し、日光から一度沼田にぬけて会津に入り、蔵王に行ったそうです。中でも蔵王は展望が最高だったとか (他にも 20 個ぐらい峠の名前を言ってたけど忘れた)。ホントに頭がさがります。さらに、彼の自転車のリヤブレーキには事情があって子供用の自転車のブレーキがついていました。彼いわく、「キンニクマンブレーキ」というそうです (そのブレーキをとってきた子供用自転車がキンニクマン自転車だったから)。実用上問題はないと言っていましたが、子供用自転車のブレーキでよく毎日のように内地の峠越えができたなぁとさらに感心してしまいます。

午後は層雲峡キャンプ場の裏山のようなところに登ったりして遊び、層雲峡キャンプ場に泊まります。が、ウワサによると今日の晴れは今シーズンではめずらしい貴重な晴れだったとか。下で遊んでいないでロープウェイにでも乗ればよかったと後悔することしきりです。


1992-8-6 (木) くもりときどきあめ

黒岳に登り、お鉢巡りをしようと思いましたが、吹き飛ばされそうな強風と雨で断念。石室とその周辺を歩いて帰ります。花はキレイだったけれども ... 。

下山してからヒマなので大函、小函に行ってみます。銀河の滝の反対側にある双瀑台では隣にいあわせた人と二つの滝を眺めて 30 分ほどボーっとします。なぜかいい眺めなのです。ベンチにすわり、2 人して「いいですねぇ」とうなずきます。このおじさんから銀泉台から赤岳に登るといいとすすめられ、そうすることにします。

層雲峡キャンプ場は千葉大 C.C. 90 人、 都立大 C.C. 40 人などの団体さんがきて炊事場が大騒ぎ。


層雲峡のチャリダーたち


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